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柄眼類の胎児(エリック・サティの同名曲より)


紙にオイルパステル
24.2×33.3cm

柄眼類の胎児(「ひからびた胎児」から)

動く柄の上に乗った眼をもつ甲殻類。
器用で疲れを知らないハンターであり、どこの海でも見受けられる。柄眼類の身は風味豊かな食物である。

獲物をねらって
上がれ
続行
助言者
彼は正しい!
獲物を惑わせるために
あれは何だろう?
助言者
(作者の)仕方なしの終止法











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甲殻類の胎児(エリック・サティの同名曲より)


紙にオイルパステル
24.2×33.3cm

甲殻類の胎児(「ひからびた胎児」から)

無柄眼の、すなわち柄がなくて動かぬ眼をもった甲殻類。
生まれつきインキなこれらの甲殻類は、断崖にあいた横穴などに棲み、世間を避けながら暮らしている。

彼らはみんな集まった
何と陰気なのだろう!
一家の父親が発言する
みんなが泣きはじめる
(シューベルトの有名なマズルカからの引用)
哀れな生き物たち!
彼らは何とうまく話したことだろう!
大きな呻き声。













なまこの胎児(エリック・サティの同名曲より)



紙にオイルパステル
24,2×33,3cm

なまこの胎児(「ひからびた胎児」から)

無知な者たちは、ナマコを〈海のきゅうり〉と呼ぶ。
ナマコは大抵、石や岩の塊の上に這い登る。
この海の動物は、猫のようにゴロゴロと喉を鳴らし、おまけに、気味の悪い絹糸のようなものを吐く。
光の作用はナマコを不快にするらしい。
サン・マロの入江で、私は一匹のナマコを観察した。

朝の外出
雨が降っている
太陽は霧の中だ
けっこう寒い
いいよ
かすかなゴロゴロの唸り
何ときれいな岸壁!
生きているのは楽しい
歯が痛むナイチンゲールのように
夕暮れの帰宅。
雨が降っている。
太陽はもうそこにない
太陽が決して戻って来ないとすれば、
けっこう寒い
いいよ
からかうような、かすかなごろ゛ころの唸り
すごくきれいな岩!粘りつく岸壁だった!
苔の新芽よ、笑わせないでくれ:
くすぐったいから。
たばこは持っていない。
幸いにも私はたばこを吸わないのだ
最善を尽くして
 
 
 
 
 
 
 

(犬のための)ぶよぶよした前奏曲(エリック・サティの同名曲より)


紙にオイルパステル
33.3×24.2cm








オヒトツイカガ?


キャンバスにオイルパステル
53×45.5cm








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